(1)製作について

旧い金型で凸型です。 情緒不安定な時期?に製作したので、筋彫りも凸と凹(主翼下面のみ)が混在しております。 塗装も箱絵を参考にしただけで、汚れと剥がしの研究のようになってしまいました。 アッ! アンテナ線を張ってみました。 九九双軽以来2機目ですね。とりさんから頂いたカーボン繊維を使いました。 極細で良いのですが合成写真では細さに対応した 切り込みが出来ず太くなってしまいました・・・。

(2)雑感

隼の珍しい戦果を紹介します。 渡辺主税曹長は昭和16年の初陣ですが、18年5月からワシレにて対潜哨戒、船団護衛 の任務に従事していました。 30日にモロタイ島付近で敵潜水艦を爆弾により撃沈、さらに6月29日にもメナド近辺で屠った。 以降、セレベス等を根拠地として終戦までに潜水艦11隻を撃沈した。 昭和20年6月8日これらの戦功に対して 個人感謝状と陸軍武功徽章甲が授与され曹長に特別進級した。 戦法は接敵後、急上昇左旋回し、高度400mにて急降下、 50mで引き上げ投弾するという。(「日本陸海軍航空英雄列伝」光人社より)

半年ぶりに日本機を作ったら、どうも調子が出ません。汚いだけの飛行機になってしまったなァ。

(2003/4/6)