(1)製作について

筋彫りは綺麗な凹です。 サクサク作れます。 排気管はショボイので自作をお薦めします?  塗装は前作の隼が汚しすぎたのを反省し、今回はきれい綺麗をテーマにフラットベースも控えめに吹きました。 尚 塗装パターンは写真の資料が1枚だけだったので適当です。胴体日の丸の白ふちの径はもっと大きいのが正解でしたね。

 (2)雑感

宮本郷三氏「隼のつばさ」光人社より。  昭和19年7月教育訓練を終えた「陸軍特別操縦見習士官」の宮本氏は比島の飛行第三十戦隊に着任 した。  慣熟飛行訓練で始めて実用戦闘機「隼」に乗った。 其れまでの訓練は九七式である。 初めての飛行で 軽快性と操縦性の良さを「右手の中指一本でやっている」と感激している。 可笑しいのが 着陸の第4旋回点で「脚出し」を忘れていたのに気がついてやり直しをしているところだ。 戦局が急を告げ 数ヶ月後には乗る飛行機がないばかりに地上をウロウロしなければならなくなった。 比島航空戦は1、11、22戦闘飛行集団「疾風」が一時制空権を確保したが、人機とも補充がつかづ負け戦となっていく。
あれ?「何か違う?」ハセガワとの比較   風防の後ろから尾翼までのライン(断面も?)が違いませんか?

(2003/5/1)