(1)製作について

雷電と同様に太く短いシルエットは印象的な機体です。 旧成増飛行場(米軍が駐留していた時はグランドハイツと呼ばれていました。今の「光が丘」です。)が我が家に近いので作ってみました。 素組で何の工夫も無く出来てしまいチト物足りなかったかな? 合成写真で我慢しよう。

(2)雑感

昭和18年10月1日入隊「陸軍特別操縦見習士官1期生」の一楽元少尉は敗戦前日までの飛行時間225Hの戦闘機乗り(疾風)だったそうです。 志願の時は400H以下では戦場に出さないとの募集要項であった。処が操縦が難しいといわれ飛行時間800H以下の操縦者は乗せないと言われた鍾馗(着陸降下速度が脚出し後で240km、着地直前で180kmと速すぎるのが一因だそうです)も19年暮れには100Hで取り組む事となったそうです。パイロットが戦争末期には如何に不足してたかがわかります。

(2001/5/25)