(1)製作について

飛燕U型と同時製作を試みたのでUPが早くなりました。 ディテ-ルアップはアクセサリーキットを買ってみました。 1,300円は 高いが試しに・・。効果は有ったのかな? エンジンのプラグコードと排気管、脚カバー、シートベルト、計器盤、懸吊架下側、潤滑油冷却機。 昇降舵作動ロット、方向舵作動ロッドは細かすぎて技能が追いつかなかった。 塗装について一言、昭和20年春配備の新鋭機なので、つや消しと 剥げチョロは控えめにしたつもりですが?・・。  ところで風防が水滴型の五式が作りたいのですが改造する技能は無いしなァ・・・。

合成写真です。

(2)雑感

 飛燕U型を空冷エンジンに換装する試作戦闘機は19年の10月に発令された。わずか3ヶ月後の20年2月1日には初飛行し、その高性能から実用審査終了 を待たずに2月中に五式戦闘機T型として採用された。 土井設計部長は限られた条件下において、きわどく、大胆な判断を下し 実践されたようです。設計者としての こだわりよりも実利を大切にされる方のようです。 戦後YS−11を開発した時も、旅客機としての国際認証を得るために見つかった不具合対策に、 土井技師ならではの判断を下され、限られた時間内に解決し採用にこぎつけたようです。(NHK『プロジェクトX』より)

(2001/8/21)