(1)製作について

胴体上面だけ迷彩塗装を剥がしジュラルミン地肌という大変ユニークな機体は銀貼りの製作にはうってつけです。72という小スケールで製作は困難か? 完成後は翼の塗装とのバランスで違和感があるのか?気になりましたが、結論・・・・・・まあ良しとしましょうか。

(2)雑感

この機体は5戦隊の戦隊長山下光明少佐の乗機で”てんしょう2”号。折角の暗褐色の夜間迷彩が台無しです。戦国武将の派手な兜が原点でしょうか?     日本で始めて双発複戦の開発にあたった川崎は、途中主務者を99式双軽を開発した土井技師に変更するなどして苦労して採用にこぎつけた。 多くの点で99双軽と設計 を同じくする機体はドイツから輸入されたBf109Eとの模擬空中戦で同等の空戦性能を示したという。武装の違いで甲、乙、丙、丁型とある。胴体上面に20ミリ上向砲2門 装備した丁型はB29の撃墜に活躍した。





(2015/01/10)