(1)製作について

タミヤの晴嵐には呆気に取られました。俺は1/48を作っているのではないか?と錯覚させるほど細かくよく出来ているのです。 然も接着面はピタリと合うのです。・・・少ない部品で誰が作っても同じように出来る。これは当にトフラーの謂う工業品です(恐らく1000個の箱からバラバラ にした部品を取り出した所で、同じ完成品が出来るでしょう)・・・・然し、実はモデラーとしては喜び半分なのです。だって皆とは少しでも上手く見せたいのです から工業品との違いが何処かにないと。・・・・創意工夫のない初心者モデラーの戯言でした。閑話休題。

(2)雑感

松本零次氏の「コクピット」のなかに晴嵐を題材とした作品があった。ウルシー環礁の奇襲攻撃に向かった特殊潜水艦伊400と401両艦 は攻撃準備中に敗戦の一報を受けた。史実は両艦は反転して日本に帰った。晴嵐の攻撃はなかった。・・・・漫画はパイロット1人が特攻をしたと・・・・ 狭い潜水艦の乗組員には独特の濃い人間関係が生まれるという。素直に敗戦の命を受け帰還したのだろうか・・・・厚木基地の武装解除拒否は有名な話だ。 ・・・どんなドラマでも書けそうな場面だ。・・・その後の実話が詳しく書かれている書物をご存知の方ご案内ください。

写真はジオラマです背景はカレンダーを使いました。

(2001/6/29)