(1)製作について

週末モデリングを試みました。つまり何の追加工作もしない方針でしたが、頭の防弾鋼板後ろの軽め穴は大きいし省略するにはチョットなので 垂直方向に左右2個づつと斜めの左右各1個計6個はピンバイスの追加工作をしました。あとは何もしなかったのですが暑くて集中できずで4日掛ってしまいました。

(2)雑感

配備されたニューギニア戦線では火力不足が課題となった。一型乙の12.7mm機関砲4門ではB-17,B-24のみならずP-47やP-38 に対しても威力不足だった。陸軍のホ103 12.7o機関砲は米国のブローニングM2のコピーであったが機関砲本体の重量削減を追求したため、弾丸重量が軽くなり 破壊力においても弾道特性においてもM2より劣るものとなっていた。陸軍はドイツからモーゼル20ミリ機関砲MG151/20を砲800門弾丸40万発を輸入し三式戦に搭載することにした。 砲と弾丸は前線に技術者と共に送られ三式戦甲と乙が現地改修され工場生産も含め388機が完成した。これに続く一型丁は国産20o機関砲ホ5を機首に搭載するため機首が 20センチ延長されたので甲、乙、丙とは若干形が違うこととなった。

(2008/7/10)